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採用担当が教える!応援ナースの仕組みと給料のリアル

働き方
ジンちゃん
ジンちゃん

……月収50万円、引越し代支給、しかも3ヶ月で辞めてOK。応援ナースって魅力的な話ばかり聞くけど、ぶっちゃけ罠とかないんですか? 怖くて踏み出せません……」

カンタ
カンタ

今回は、応援ナースについて、採用側の視点から全部ぶっちゃけて教えます!

応援ナースの仕組みとは?|正社員や派遣との違い

まず、応援ナースがどんな働き方なのか。一言で言えば「3ヶ月・6ヶ月の期間限定で、人手が足りない病院を助けに行く助っ人看護師」のことです。

都市圏・リゾート・離島から選べるスタイル

カンタ
カンタ

応援ナースには、自分の目的に合わせて選べる3つのタイプがあります。

  1. 都市圏タイプ: 東京や大阪などの大都市圏。とにかく忙しい現場が多いですが、その分「短期で稼ぐこと」に特化したスタイルです。
  2. リゾートタイプ: 北海道や沖縄など、観光地に近いエリア。休日は旅行気分を味わいながら、自分のペースで働けます。
  3. 離島・僻地タイプ: 医療資源の少ないエリア。生活費を抑えながら、地域医療に貢献する達成感が味わえます。

雇用形態は「病院との直接雇用(契約社員)」

「派遣なの?」と聞かれることが多いですが、実は違います。雇用形態は「病院との直接雇用(期間限定の契約社員)」です。

そのため、期間中はしっかりと社会保険にも加入し、その病院の職員として働くことになります。派遣法などの複雑なルールに縛られず、現場のスタッフと同じ立場で仕事ができるのがメリットです。

看護師が病院で派遣として働くには、産休で休んでいる人の代わりである「産休代替派遣」しかありません。応援ナースは期間限定の契約社員なのでそのようなルールに関係なく勤務することが出来ます。


なぜ月収50万?給料が高い本当の理由

カンタ
カンタ

応援ナースの最大の魅力は、なんといってもその「破格の給料」です。

賞与なし。福利厚生の「現金還元」

基本給は病院によりますが、40万・45万・50万といった固定額に、別途「夜勤手当」と「残業代」がつくのが基本です。

なぜこれほど高いのか? それは「賞与(ボーナス)」や「退職金」、「有給休暇」などのコストを、すべて月々の給料に上乗せして即時還元しているからです。

項目応援ナース一般の正社員
月給(基本給)40万〜50万円20万〜30万円
賞与・退職金なしあり
有給休暇なし(半年未満のため)あり

人ボーナスや退職金の積み立てコストを月々の給料として即時還元しているイメージ。だから「怪しいお金」ではなく、極めて合理的な給与体系になっています。

稼ぎたいなら「夜勤専従」が最短ルート

とにかく短期間で貯金を作りたい人は、夜勤専従の応援ナースを選びます。これなら月収60万円を超えることも珍しくなく、半年で300万円近く稼ぐ人もザラにいます。短期集中で軍資金を貯めたい人には、これ以上の働き方はありません。

【裏側】求人が「非公開」な理由

なぜ応援ナースの求人は、病院の公式サイトなどには載らず「非公開」になっています。

カンタ
カンタ

正直に言うと、「応援ナースを頼っている=自力で職員を集められない病院」というイメージを持たれたくないからです。

病院にとってブランドイメージは命です。「あそこの病院、いつも応援ナースがいるよね。よっぽどブラックなのかな?」と噂されるは正直デメリット・・。

だから、表立って「助けてください!」とは言わず、信頼できるエージェントだけにこっそり依頼を出し、裏側で「最強の助っ人」を確保しているのです。

とは言え、ほとんどの病院の求人は最寄駅が書いてあり、病床数や職員数など検索すれば簡単に病院名がわかる程度の情報は出しています。気になったら検索してみたらすぐ分かると思います。

応援ナースの実態|現場が求めるのは「即戦力」のみ

カンタ
カンタ

高給を払う以上、病院側の要求はシビアです。現場は決して「楽な職場」ではありません。

  • 即戦力が大前提: 手取り足取り教えてもらう余裕はありません。初日から「どこに何があるか」を把握し、動けることが求められます。
  • 現場は基本的に忙しい: そもそも応援ナースを呼ぶ時点で、人手不足なのは事実。現場は疲弊しています。「ゆっくり学びたい」という人には、正直向いていません。
  • コミュニケーション能力が鍵: 短期間で既存のチームに溶け込み、指示を仰ぎつつも自律して動く力が必須です。

その代わり、煩わしい委員会の仕事や、長期的な係の仕事、サービス残業の強要などからは解放されるというメリットもあります。「看護の仕事にだけ集中できる」という点では、非常にストレスフリーな環境と言えるかもしれません。

注意点とリスク|寮・家賃・契約満了について

「稼げる」という言葉だけに飛びつくと、後悔することもあります。以下の注意点は必ずチェックしてください。

寮費の自己負担額に注意!

「寮あり」の求人でも、全額無料とは限りません。特に都会の場合、給与は高くても寮費が月4〜5万円引かれたり、周辺の物価が高かったりして、思ったほど貯金が捗らないケースもあります。契約前に「給与から引かれる実質的な額」は必ず確認しましょう。

うちの病院では、家賃・インターネットなどの毎月かかる費用の半分と、光熱費として月に10,000円を天引きしており、家賃の相場としては70,000円くらいのエリアになるので家賃半分の35,000円と光熱費の10,000円で毎月45,000円が応援ナースの人の負担となります。

延長不可のリスク

「居心地がいいから延長したい」と思っても、できない場合があります。病院側が正社員の採用に成功し、人手不足が解消されれば、契約満了で終了です。応援ナースはあくまで「リリーフ(中継ぎ)」であることを忘れてはいけません。

期間延長に関しては、3ヶ月契約で働いている場合は比較的延長してくれる病院も多いと思いますが、6ヶ月契約で勤務している場合、それ以上の延長を渋る病院が一気に増えます。

カンタ
カンタ

その理由は、6ヶ月を過ぎると有給が発生してしまうから

期間限定の応援ナースの人にはできる限り働いてもらいたいのが本音。しかし有給に関しては労働基準法で決まっているので、有給を使いたいと言われると使わせないといけません。

例えば、6ヶ月終了して1ヶ月延長したいと応援ナースの人から希望があった場合、元々の公休10日+有給10日と合計20日休まれる可能性があります。

カンタ
カンタ

1ヶ月延長して20日も休まれるの・・・きつい。

なので、最初から6ヶ月以上の延長不可という病院もあれば、延長する場合には最低3ヶ月から〜とルールを設けている病院もあります。

カンタ
カンタ

応援ナースで働いている病院が気に入ったとしても、延長するしないは自分の意志だけで決められないから注意してくださいね。

応援ナースの経歴は不利?人事が高く評価する理由

「短期間で職場を変えると、今後の転職で『堪え性がない』と思われないか?」と不安になるかもしれません。しかし、現役人事の私は、応援ナースの経歴をむしろ高く評価します。

短期間で馴染むスキルは「正社員採用」でもプラス

カンタ
カンタ

応援ナースを何ヶ所かやって来た人は、以下の能力が保証されているからです。

  1. 臨床スキルの高さ: どんな現場でも即戦力として動ける基礎力がある。
  2. 適応能力: 新しい環境、新しい人間関係に物怖じせず飛び込める。
  3. コミュニケーション能力: 初対面のスタッフや医師と、円滑に業務を進められる。

正直に言うと、私の病院でも応援ナースを受け入れる前は「短期間で転々と仕事をする微妙な人が多いんだろうなぁ・・・」と思っていましたが、実際は即戦力として様々な場所で適応能力を磨いて来た人が多いと感じます。

カンタ
カンタ

応常勤の正職員面接時にも、過去に応援ナースで勤務経験がある人は、適応能力の高い人が多い印象です。

まとめ:応援ナースは「人生のブースト」に最適

応援ナースは、特定の目的(貯金、リフレッシュ、経験を積む)がある人にとって、最高の選択肢になります。

  1. 半年で300万貯めて、その後は海外旅行に行きたい。
  2. 今の職場の人間関係に疲れたから、一度しがらみのない場所で働きたい。
  3. 自分にはどんな診療科が合っているのか、短期間でいろいろ試したい。

もしあなたがそう考えているなら、一歩踏み出す価値は十分にあります。

カンタ
カンタ

普通の常勤として働きたい場合には、面接で「様々な病院で経験を積んで、自分のキャリアをしっかり考えたかった」と言えば、応援ナースの経歴がマイナスになることはないと思います。

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